行ってきました!せたがや ふるさと区民まつり『夢のコラボ "JAZZ魂"』
 2日間開催されたお祭りのフィナーレを飾るコンサート、日野皓正さんがプロデュースして超豪華です。入場無料なのに、マリーン、カルロス菅野、ケイコ・リー、TOKU、それに寺井尚子という華やかさ。(敬称略)これは区民ならずとも都民なら行かねばソンソン♪

 最高気温を毎日更新している東京ですが、この日も超晴天!夕方からとはいえ、久しぶりの野外・・どうなっちゃうんだろう〜と少々弱気なchikakoでしたが、行って良かった〜♪♪ライブハウスで間近に聴くのも大好きだけど、たとえ米粒大にしか見えなくても?!マリーンはジャズフェスや大きな会場でのコンサートが似合うんですもの。(今回は米粒じゃなく、ちゃんと見えましたよ!綺麗なイエローのサンドレスに身を包んだマリーン、登場するなりステージに花が咲いたみたいに艶やかでした♪やっぱりスゴイ存在感!)

 馬事公苑は、何度か近くまで来たことはありますが、中に入るのは初めてでした。今回のステージは、東京オリンピックの為に作られたという綺麗な芝のグラスアリーナ。グルリと木々に囲まれているせいか、風が心地良くて、しばし酷暑を忘れられました。芝の保護や大混乱を避けるためと思われる「(水・お茶以外の)飲食・立っての声援禁止」というジャズフェス好きには二重苦?!のルールはあったけれど、ゴザを敷いてのんびりとくつろぐ家族連れやカップルも、ふらりと一人で来たジャズファンも、皆が楽しめたと思います。運営している方々が終始気を配りながらキビキビと動いてる姿にも感動しました。(イベントの運営ってメッチャ大変だもんねっ!)

 ステージは日野さんが司会進行役!そして各ゲストを日野さんのグループに招き2〜3曲ずつ演奏するというスタイルです。MCは日野さんらしい?!ダジャレを交えながらのゲスト紹介や日野さんとの関わりについてなど、短い会話の中にもお互いへのリスペクトがあって、オモシロ楽しかったです。演奏中はズ〜ッとノリノリで踊ってた日野さん!永く日本のジャズ界を引っ張ってきた超大物ですけど、皆から「お兄ちゃん」と慕われてるのが素敵ですよね。(ちなみにTOKUは「(JAZZ界の)お父さん」と言ってました)コンサートのタイトルに「夢のコラボ・ジャズ魂」と名付けたのを「ちょっと背伸びしてイマ風にしてみました!」と照れ笑いされていたのが会場中の女性のハートを掴んでいたように思います。(?)

 マリーンはラストに登場!日野さんから、CDのヒットを祝う言葉と共に、こんなエピソードが語られました。
「あるときラジオを聴いていたら、マリーンの新譜が流れて来たんです。ラテンでね、これはスゴイ、何てピッタリな!と思ってスグにマリーンに電話したんだよ。『良いねー!』って。」
 何て素敵な♪優しい「お兄ちゃん」なんでしょう。(ウルウル・・)

そして「マリーンの歌声は天性のものだね、幼少の頃から凄かったんだろうね・・」という賞賛に、マリーンからは「尊敬している日野さんがプロデュースしたコンサートに出演出来て嬉しい!」というようなやりとりがあった後「Tennessee Waltz」と「My Favorite Things」を熱唱しました。カッコ良かった〜〜♪♪♪もっちろん会場からは大声援が湧き起こり、皆アンコールを望んで拍手と声援を送りましたが、おお〜〜〜〜っとぉ!まさかの時間切れに。会場は「え゛ぇ〜〜〜っ!」と残念がる声が拡がってましたが、日野さんから「本当にごめんなさい。出演者全員で謝るね。」と出演者全員で深々とお辞儀を!その姿を客席から「ありがとー!」の声と拍手が包みました。大きなステージだけど、客席と近〜い感じがしたのは私だけじゃないですよね。とても気さくで、正直な日野さんの人柄がこういう雰囲気を作るんだろうな〜♪こういうイベントがもっと増えて、たくさんの人が普段からジャズを気軽に聴くようになったら良いな〜♪♪と、何だかワクワクして会場をあとにしたchikakoでした。

 いやぁ〜〜、皆さん、ジャズって本当に楽しいですね。