えるブラCD完成秘話
L-5 Brothers(えるブラ)初CDが発売になりました。
ギターの萩谷清クンとのデュエットで、始まった経緯などは、「いろんな話/あんびえんす/えるぶらはじめました」を読んでいただくことにして、ここではレコーディングの模様をお話します。 |
収録曲の解説はこちら!
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 奥に見えるのが『Studio Mac』 | レコーディングは長野県菅平というスキー場のペンションに併設されているスタジオで行いました。
このペンションのオーナーはギター大好きおじさんで、ご自身で演奏もするし、すごいギターコレクションを持っています。 |
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趣味が高じてビッグバンドや吹奏楽など音楽関係の合宿練習ができるスタジオも作ってしまったそうです。
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最近はプロツール(Pro Tools)というソフトがあって、ほとんどがこのソフトでハードディスクへ録音していきます。 |
録音後の音作りや、バランスやリバーブなどはすべてPC(マックが多い)でエディットするのです。 このソフトが普及したので、自宅の一室とか、リハーサルスタジオとか簡単な設備があればCDの為のクオリティでのレコーディングができるようになりました。
|  Pro Tools |
 リラックスモードの初日 | さて、レコーディングは何も計画しないで臨みました。曲目もやり方も決まっていません。それは本番のテンションが上がるようにワザと準備をしなかったのです。ただ、難解なジャズではないこと、でも中身は品質第一、曲目は有名な曲とマニアックな曲のバランスを考えて、等など大枠は考えていました。
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スタジオ到着後楽器を開けて、ちょっとウォームアップをし、「この曲やってみようよ。」「こんな感じでイントロをやってみない?」 |
「エンディングどうする?」「決めないでそのときの感じで終わればいいよ。」といった会話があってテスト録音し、一回聞いて必要なら変更するところを決め、本番を録音しました。
ほとんどがテイク1(一回目の録音)でOKです。適度の緊張感が張り詰め、でもリラックスした雰囲気でレコーディングは二日目に突入しました。 |  ちょっと作戦会議 |
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 | どんどんと14曲録って12曲をセレクトし、曲順を決め、トラックダウン。完パケ(完全パッケージ)まで2日半!今までで一番早いレコーディングでした。
もちろん、決して手を抜いたわけではありません。二人ともものすごい集中力と瞬発的反応力を発揮し、ジャズという音楽は勢いが大切なのだという結果だと思います。
実際自分で聞いてみてもかなり良い仕上がりになったと感じます。本当です。
是非、聞いてみてください。 |
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