フィリピン復興支援募金
マリーン・ヘルピング・ハンド

マリーン・ヘルピング・ハンド062013年11月にフィリピン中部を襲った台風<Haiyan - ハイエン>の被害は大変大きく、今でも現地では支援を必要としています。

皆さんもご存じの通り、フィリピンはマリーンの故郷です。
幸いにもマリーンの家族は直接の被害を逃れましたが、今、フィリピンでは国民皆が力を合わせて家族や家を失った被災者への支援・救援活動を続けています。
マリーンの家族も、フィリピン在住、海外在住に関わらず、現在も支援活動を続けています。

マリーンは今までの人生の半分以上を日本で過ごしていますが、故郷への思いは決して薄れるわけがなく、フィリピン災害のニュースに衝撃を受け、心を痛めていました。
自分に出来ることを考え、まず始めにライブ会場には募金箱を置かせて貰い、皆さんへの呼びかけを始めました。

そして集まった募金を持ってフィリピンへ。
この時 被災地で目にしたこと、感じたこと、考えたこと、それはマリーンに行動させる種となりました。

【マリーン・ヘルピング・ハンド】設立

マリーンはこれまでも、母国フィリピンへの支援活動を続けてきました。時には募金だったり、衣類や毛布などを集めて現地で必要としているところに送ったりもしています。クリスマスの時期にステージで話したこともありますので、協力して下さったファンの皆さんも多いと思います。

形式に拘ることなく、自分の方法で、必要としているところに ちゃんと届ける、それがマリーンのやり方です。
この活動はあまり公にすることはありません。「チャリティ」という言葉に拒否反応を示す人もいますし、心優しい人にはプレッシャーになるかもしれません。

自分のステージを楽しみに来てくれる人達には、やっぱり心から楽しんで欲しいから、負担になるような心配は掛けたくない、マリーンはそう考えていて、積極的に募金を呼びかけることはしてきませんでした。

でも・・・今回の台風被害による母国の惨状を目の当たりにした時に、個人レベルでの支援には限界を感じて、これまで前面に出すことの無かったチャリティ活動、フィリピンの復興支援を目的とした募金活動を「マリーン・ヘルピング・ハンド」として正面から取り組むことを決めました。

台風襲来直後からライブ会場に設置した募金箱には、本当にたくさんの善意を預かりました。
それらの募金を、2014年初旬にマリーン自身がフィリピンへ運び、現地で薬や食品など必要とされている形に変えて渡しました。自身のコンサートの為に帰国するまでの約2週間、現地では支援活動に携わり、まだまだ長い支援が必要だということを実感したそうです。

チャリティには様々な目的や方法があります。今回のフィリピンの被害は余りに大きく、どんなに支援をしても足りない程の規模です。日本政府や海外からも支援は続いていますが、マリーンは今回の訪問で実感したことから未来へ繋がる支援を拡げていこうと考えています。

今回出逢った子供達。皆、何日も何も食べずにいたり、親とはぐれて不安だったり・・・でも声を掛けると笑顔を向けてくれる、その顔々を見て、被災した子供達の深い心の傷を思わずにいられなかったそうです。

被災地訪問直後のライブでマリーンが話していました。「フィリピンは貧しい国だけど、心まで貧しくなって欲しくないのです。特に子供達・・ちゃんと教育を受けて、未来に明るい夢を持って欲しい。。。」

フィリピン出身で夢を叶えた人達がいます。ボクサー、歌手、スケーター等々。マリーンは謙遜するけれど、マリーンだってそういう一人だと思います。夢を叶えた人達に、子供達は憧れます。いつか!・・・って。

このような状況の中でも、子供達が夢を持てるように、親と離れても独りぼっちじゃないってわかるように、何日も食事を取れないような子供がいなくなるように、心がくじけないように・・・このサポートが、この先フィリピンが成長する助けになれば・・、いろんな思いを込めて「マリーン・ヘルピング・ハンド」の活動を続けていきます。

このHPではこれからも「マリーン・ヘルピング・ハンド」の活動をご紹介、ご報告していきます。
ライブ会場で募金箱を見掛けたら、少しでも、本当に小銭でも役立ちます!無理のない範囲で、この活動をサポート頂ければ幸いです。

== 活動報告 ==
2014年1月

マリーン・ヘルピング・ハンド05

マリーン・ヘルピング・ハンド07

マリーン・ヘルピング・ハンド03

マリーン・ヘルピング・ハンド02

マリーン・ヘルピング・ハンド04
chikako  
www.marlenejazz.com