いろんな話
(楽屋話やまじめな話など)
あんびえんすギターの話楽屋話
スタジオがひまだ〜!

 ボクは長年スタジオでギターを弾いてメシを食ってきた。ある時期は朝10時から夜10時まで毎日スタジオの仕事で追いまくられていた。(お金もすごく稼いだのだ)今はアレンジとかプロデュースとか周辺の仕事もやっているので何とか食えている状態だ。

 この変化は単にボクが年をとって今の音楽に合わなくなっただけではない。CDの売り上げが一局に集中しているためその周りのCD制作数が減っているためだと思う。バンドものを中心とした最近のヒットCDを否定はしないけど(それでもつまんないものが多いな〜)日本中が一色になってしまうのはやばいと思う・・社会がコスト計算だけで動いて、音楽にもその原理が働くのは大げさにいえば文化の先細りだと感じます。世の中には沢山の才能のある作家や演奏家がいて、良質な音楽を提供できるのにそれが皆さんの手元に届かない状況になっているのです。

 皆さ〜ん、自分の耳を信じ、自分の感性で音楽を聴きましょう!
・・結局オヤジミュージシャンの愚痴になっちゃった。次回はもっと軽い話にしよう。