いろんな話
(楽屋話やまじめな話など)
あんびえんすギターの話楽屋話
オレはジャズミュージシャンだ!

 スタジオでは何でも要求される。こぶしのきいた演歌、格調高いクラシック何でもやってきた。こういったレコーディング現場ではボクは職人だ。ミュージシャンではない。だから長年質のよい職人になろうと努力してきたし、それはそれで面白い作業なのだ。
 でも最近ジャズの仕事が増えている。これは中学の時アート・ブレーキーやウェス・モンゴメリーをきいてジャズミュージシャンになろうと思ったボクにとってはうれしいことである。
 ジャズのミュージシャンの特徴をいえば、それは「創造性」の一言につきる。音楽を好きになって、勉強し、練習して、新しい節(フレーズ)を組み合わせて一曲にする・・これを一人でやるのだから面白い。
 しかし、悩みも大きい。ン十年もやっているとある程度はうまくなっちゃっているから、ここからの進歩がなかなか目に見えない。いいたいことは沢山あるのだけど言い切れないのだ。やっぱり練習するしかないな〜。練習しよーっと。