この町には、にはジョンの娘が通っている高校があって(IYDLEWILDE SCHOOL OF ART AND MUSIC)そこで生徒の弦カルや先生達と共演することになっている。(らしい)
まずは弦カルとリハーサル。みんなかわいい。普段やっているクラシックと違いリズムや複雑なハーモニーのせいで音程も難しそうだが、一生懸命ボクやジョンのいうことを表現しようとする。でも一人一人はとてもうまい。クラシックの学生は日本でもそうだが幼い頃からやっているから技術的には高校生でももうかなりのレベルになっている。あとは色々な経験が彼らを本当の音楽家にしてゆくんだろうな〜。みんな成功してほしいな。
次にドラムとベースが入る曲をリハーサル。二人ともこの学校の先生だ。こちらのリハーサルは僕たちが普段やっているジャムセッションみたいなもので、比較的すぐできてしまった。ベースはマーシャル・ホプキンスという黒人で、ビートがとにかく太い。リズムの感じがバスター・ウィリアムスに似ている。とにかくスイングするのでボクはまたまたゴキゲン!
4時間ほどでサンディエゴへ到着。サンディエゴはジョンのホームタウンでご両親が今でも健在でそこに住んでいる。ジョンのお父さんの尽力でUCS(UNIVERSITY OF CARIFORNIA SANDIEGO)の小ホールで到着当日のコンサートである。日本とアメリカのハーフの女性の琴奏者(美人である!)との共演で、今回のツアーでは一番の小編成。
ジョンのお父さんは昔からジャズが好きで、ジョンのこともすごく誇りに思っていて、コンサートの前に聴衆を前に挨拶を丁寧にしているのを聞きながら、やっぱりどの国でも父親の感情は一緒なんだと、ボクも死んだ親父のことを思いだして妙に感傷的になったりしました。