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カリブ海に行って来ました!(3)

 さて、帰路は飛行機の長い旅(?)です。アンティグアの港からタクシーで空港到着。(このタクシーの運転が怖いのなんのって!飛行機より船より危険度が高い!!)空港の建物は平屋、一応セキュリティーチェックはあるけど、目が合った人だけ…みたいな雰囲気。飛行機までは5分ほどブラブラ歩いて。
アンティグアの港。どれも巨大客船です。

アンティグアの町並み。海と太陽の国

ここからとりあえず、のどかな2時間のフライト…のハズでしたが、ここで事件!!プエルトリコ(サンフォアン)へ着陸したとき、ボクの10列位前の席で黒人のおばちゃんが、何やら旗みたいなものを持って立ち上がりました。クルーが注意しても無視。不穏な空気に、周りは徐々にザワザワとしてきました。「いざとなったら後ろの出口から出られるか?」とクルーに確認する乗客も!(その時は付いていこうっと…。笑)
 結局、その後警官が来て彼女を逮捕し一件落着。時間にして30分程でしたが、非日常的な出来事で、かなり緊張した瞬間でした。クルーの話によると、彼女は「アンティグアのためにプエルトリコで逮捕されたい」と言っていたそうです。プエルトリコはアメリカなのだということを今回初めて知りましたが……つまり政治的な…亡命??

 とにもかくにもアメリカの入国手続きをし、またまた荷物を取り通関(実際は何もしない)、再びチェックイン。なんか無駄な感じ…だけどしょうがないか。乗客も段々とアメリカ白人金持ち風な人が多くなってきて…。次のマイアミまで3時間。夕闇に浮かぶマイアミの町は何かの映画で見たのと全く同じ!?本当に綺麗!ここまででもう夜中になり、空港ホテルで一泊。

 次の日は朝6時半の飛行機でダラスへ。まだ船の揺れは残ってるし、乗り換えは多いし、騒ぎはあるし、まだまだ何かありそうだなーとは思ったけれど、妙に腹が据わってきて、もう怖いものはないぞっ!という気分に。
 ダラスで乗り換えて、さらにトドメの13時間!!!!やっと成田到着。(腹が据わってからは何も起こらなかった!笑)

 考えてみると、この9日間、飛行機、飛行機、飛行機、船、船……タクシー、飛行機、飛行機と、ず〜っと揺られっぱなしで、もう疲れたのを通り越して、放心状態。帰国してからは、時差よりも揺れの回復に時間が掛かりました。(笑)
 でも、大変貴重な経験が出来ました。感謝!
(2)へ戻る / (1)へ戻るこの格好で世界中どこでもはせ参じま〜す。