最近ギターの萩谷清クンとギターデュエットをよくやります。
彼とはスタジオで知り合い、音楽的指向が似ていて仲良くなりました。もともとグループサウンド(ブルーインパルスというバンド)出身のギタリストですが、ジャズにあこがれを強く持っていて、今や堂々たるジャズギタリストといえるでしょう。
その萩谷クンとのセッションは、回数をかさねる毎に面白く楽しいので、半分レギュラーみたいな感じでお互い仕事をとってきたりしています。
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あるとき、萩谷クンがこのデュエットに「えるぶら」という名前をつけてきて、ボクも気に入ったので、とりあえず今後もこの名前でやろうといった感じに盛り上がっています。
ちなみに「えるぶら」はLサイズのブラジャーではありません。僕たち二人とも使っているギターがギブソン L−5 というモデルで、L-5 Brothers・・つまり略して「えるぶら」です。 |  丸の内Marucubeにて |
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ギターはピアノと違って、右手でメロディー、左手で伴奏・・というわけにいかない不自由な楽器なので、仕込んで、練習をつめばチェット・アトキンスみたいなスタイルになりますが、それなりに大変です。
ところが、それを二人でやると、伴奏とソロの組み合わせがどうにでも自由自在、変幻自在、じつに面白いのであります。あるときはベース、あるときはピアノ、あるときはオブリ、あるときはドラム・・といった具合で本人たちもその場の瞬発力を試されるので勉強にもなります。
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 都立大学 Bar Barreraにて | また、お互いに気心が知れて信頼感や尊敬の気持ちがあるので、何をやっても大丈夫的気分になり、時には冒険も犯そうというスリルある演奏にもなりますし、お互いに色々な技を仕入れ、うまくなったような感じがします。
やっているほうが面白いので、聴いているほうも当然面白いのではないかと勝手に盛り上がっているのですが。。。?!?! |
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さらに、「えるぶら」は編成が伸縮自在、他の楽器や、歌が入ってもすぐ対応できますし、リハーサルもほとんど不要。ものすごく簡単に良質な音楽を提供できるのです。ポップスからシリアスなジャズまで広くお手ごろなお値段でご提供できます。いいことずくめ、天下無敵です!?
みなさん「えるぶら」聴きにきてね!「えるぶら 」で世界ツアー行きたい!!
|  関内Lazy Bonesにて |
※えるごブラザースの1stアルバム「HEARTMADE」好評?発売中です。
レコーディング時の話はこちらを、収録曲の解説はこちらをご覧ください。 |
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